FAQ

Q: 400℃~500℃で使用できるOリングはありますか? [ 3640 3641 ]

A: メタル中空O-リングが対象となります。

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Q: ジョイントシートガスケットは「可燃性ガス」で使用できますか? [ 6500 6500AC 6502 6503 6503AC ]

A: ジョイントシートは有機繊維、無機繊維、充填剤、ゴム等、様々な材料を混合しシート状に加工した製品ですので、構造上ガスケット内に微小な空隙があります。このため分子量が小さい気体など透過しやすい流体の場合、比較的漏れが生じやすくなります。したがって可燃性ガスなど微少な漏れも嫌われるような場合を想定して使用不可とさせていただいております。

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Q: 全面形ガスケットを使用する際の注意事項はありますか? [ 6500 6500AC 6502 6503 6503AC ]

A: 全面形ガスケットは接触面積が広く、FF座フランジなどでは十分な締め付けが出来ない場合があります。このため通常リングガスケットをお勧めしますが、ガスケット座がRFであるなど十分な締め付けが可能であれば使用可能です。

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Q: ジョイントシートガスケットの締め付けトルクの試算方法を教えてください [ 6500 6500AC 6502 6503 6503AC ]

A: カタログ記載の「推奨締付面圧」を用いて下記の計算式にて求めます。

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Q: 6540HPとはどのような製品ですか? [ 6540HP ]

A: 基本的な構造は6540H同じく金属のこ歯ガスケット表面にグラファイトを貼り付けたものですが、「HP」は規格フランジ用に寸法設定しており従来のジョイントシートと同じ締付力での使用が可能になっております。

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Q: アルミフランジに使えるうず巻形ガスケットを紹介して下さい [ 6590 6591 6592 6596 6590VC 6591VC 6592VC 6596VC ]

A: アルミニウムや、銅合金フランジのような軟質フランジには、アルミニウムフープを使用したうず巻形ガスケットの使用をお勧めします。ただし、厚さは4.5tのみとなります。

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Q: 極低温時に使用するうず巻形ガスケットを教えてください [ 6590 6591 6592 6596 6590VC 6591VC 6592VC 6596VC ]

A: 極低温時のボルト材は通常ステンレスが使用されますのでうず巻形ガスケットでよく使用されるSNB7などのボルトに比べると締付力は小さくなります。このため締め付け力が不足する場合には6596VCを推奨しています。締め付け力が十分に付加できる場合は、6596Vを使用することも可能です。

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Q: うず巻形ガスケットは規格寸法以外も製造可能ですか? [ 6590 6591 6592 6596 6590VC 6591VC 6592VC 6596VC 7590 7591 7592 7596 8590 8591 8592 8596 M590 M591 M592 M596 M590L M591L M592L M596L ]

A: ご指定いただければ、本体部、リングとも対応可能です。ただし、幅などで製造可能範囲がございますので、お問合せください。

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Q: 7020、7026にペーストを塗布する際の注意事項は? [ 7020 7026 ]

A: フランジ座などの面が荒れている際には塗布をしますが、滑りやすくなるため締付力に注意が必要です。塗布する場合は、「ニューバルフロンペースト」を使用し、できるだけ薄く均一に塗布してください。

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Q: ソフトシートガスケットを使用するときの注意事項は? [ 7GP61 7GP61S 7GP66 7GP66S ]

A: 当社の「バルフロンソフトシート」のようなPTFE素材は密度を低くすることで柔軟にしています。シール可能な密度まで圧縮する必要がありますので一定以上の締付力が必要です。

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Q: GF300に「可燃性ガス」は使用可能ですか? [ UF300 GF300 MF300 SF300 ]

A: 使用可能です。ニューバルフロンペーストを使用し浸透漏洩を防止すれば使用可能です。

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Q: 高機能シートガスケットはペーストを塗布した方が良いですか。 [ UF300 GF300 MF300 SF300 ]

A: ガスシールの場合はフランジに接触するガスケット面およびガスケット内径側の切り口に塗布することを推奨いたします。なお、ガスケットペーストは「ニューバルフロンペースト」を使用してください。特に、No.6、No.6Mは高機能シートガスケットの表面には馴染みが悪いため使用できません。

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Q: 高機能シートガスケットはホットボルティングを実施しても良いですか? [ UF300 GF300 MF300 SF300 ]

A: 実施して頂いても問題ありません。ホットボルティングを実施することで面圧保持の効果があります。ただし、構成材料のPTFEは熱可塑性を有するため高温では剛性低下が生じます。そのため、過剰締め付けによる破損に注意しトルク管理にて行うことを推奨いたします。

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Q: GF300シリーズや7020、7026(バルフロンシートガスケット)は重合性モノマーには不適となっていますがなぜですか? [ UF300 7020 7026 GF300 MF300 SF300 ]

A: 重合性モノマーが、ガスケットに浸透し内部で重合することで体積膨張を起こし、ガスケットを破壊する現象(花咲現象)が起こることがあります。重合環境下のモノマー流体に対しては、浸透しにくい、また、浸透・重合しても破壊しにくい、内外輪付うず巻形ガスケットやメタルガスケット等のご使用を推奨します。

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Q: 高機能シートガスケットはシートサイズを超える大口径にも対応可能ですか? [ UF300 7020 7026 GF300 MF300 SF300 ]

A: 接合加工が可能ですので、大口径にも対応できます。

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Q: 排気ガスラインに使うガスケットは? [ N214 N314 N520 ]

A: 通常はバルカテックスガスケット(N314やN214)をお勧めしますが、多少の漏れは発生します。 気密性を要求する場合にはメタルジャケットガスケットをペースト塗布して使用してください。

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Q: PTFE包みガスケットでは、流体がジャケットを浸透して中芯を破壊することがあるようですが、対策はありますか? [ N7030 N7031 N7035 ]

A: PTFE被覆の厚さを厚くする、接液部を厚くする(N7035のみ)、中芯材の耐薬品性を向上させるなどの対策がありますので、ご相談ください。

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Q: 黒液、苛性ソーダ等の強アルカリで高温まで使用できるシートガスケットはありますか? [ UF300 ]

A: UF300をお勧めいたします。

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Q: シートガスケットなどで締め付け隙間で管理をしたいのですが、どのようにすればいいでしょうか? [ 6590 6591 6592 6596 ]

A: 隙間による管理は誤差が生じ易く正確な面圧が得られません。片締めの対策には有効ですので、トルク管理と併用してご活用ください。

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Q: プラント運転中は問題なくても、停止、再運転時に漏れが発生することがあるのはなぜですか? [ 6590 6591 6592 6596 6590VC 6591VC 6592VC 7591 ]

A: 温度変化によりフランジ、ボルト、配管などの伸び縮みが起こります。その結果、温度低下時(再運転初期の低温時を含む)にはガスケット部分に締付力低下の傾向が多く見られ、緩みによる漏れとなります。よって一般的には、初回熱付加後の再運転前に増し締め(締めなおし)をしていただくようお勧めしています。

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Q: JPI、ASME/ANSI規格フランジのガスケット寸法の違いについて教えてください? [ 6590 ]

A: JPIは基本的にはASME/ANSIからの引用ですので、元数値のミリ換算時の丸め誤差で多少寸法が異なることはあります。実使用上は、どちらの寸法でも同等のガスケット機能を果たすと認識します。

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Q: 漏れ発生時の増し締めは有効ですか? [ 6590 6591 6592 6596 6590VC 6591VC 6592VC UF300 7590 7591 7592 7596 8591 GF300 MF300 SF300 ]

A: 有効です。漏れ時の増し締めは内圧を抜いてから増し締めを実施していただくようお願いいたします。ただし、ジョイントシートの場合では温度による硬化があり破損する可能性があるなど、製品別に注意すべき点もございます。

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Q: どのガスケットを選定すれば良いのかわからないので、選定してもらえないですか? [ 6590 6591 6592 6596 6590VC 6591VC 6592VC UF300 7590 7591 7592 7596 8590 8591 8592 8596 M591 M596 7020 GF300 MF300 SF300 ]

A: ご使用条件と併せてお問合せいただければ、当社技術担当が選定し、適切な製品を推奨させていただきます。

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Q: グランドパッキンの切断には、何を使えばいいのでしょうか。

A: 中型刃以上の標準的なカッターナイフ、包丁等、鋭利な刃物で切断できます。また、提携先の米国ガーロック社では、スケールと切断機が一体となった専用の器具(Guillotine Packing Cutter)も取扱っています。

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Q: グランドパッキンの切り方に、バイアスカットとストレートカットがありますが、どちらがいいのでしょうか?

A: 1リング単位で見た場合、バイアスカットは切断面が長くなるため漏れにくい、ストレートカットは切断面の突き合わせ部がずれにくいなど、一長一短ありますが、基本的に複数段重ねて使用する製品ですので、どちらのカット方法でも使用上の違いはありません。

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Q: ポンプ用グランドパッキンはなぜ漏らして使うのですか?

A: メカニカルシールやリップシールと異なり、漏らすことで,シール部の潤滑性と冷却性を確保しているためです。漏らさないで使用すれば、パッキンの焼き付きや破損、短寿命になることがあります。なお、漏らす量はポンプの運転状態、使用するグランドパッキンの性能により異なります。

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