(5)各種エラストマーの耐性一覧表

表の見方
使用可能順位を1、2、3、4、5で表わしたが、これは体積変化率およびその他の物理的性質を総合的に検討して決めた。
 1.動的部分にも使用可能で体積変化率は10%以内。
 2.動的部分にも条件により使用可能、体積変化率は20%以内。
 3.静的部分には使用可能、体積変化率は30%以内。
 4.静的部分には条件により使用可能、体積変化率は100%以内。
 5.使用できない。体積変化率は100%以上。

また、ゴムはISOの分類記号を用いた。ただし、Q:シリコーンゴム、U:ウレタンゴムである。
なお、本表の耐性ランクは目安であり、実際の配合ゴムでは、銘柄・使用環境によりかなり変動する場合がある。

参考文献:
 1.デュポン社:VITON Bulletin No.15 バイトンの耐液体性
 2. 〃  :Elastmer Review
 3.グッドリッチ社:Hycar Report
 4.ポリマー社:Technical Report
 5.J.H.Perry:Chemical Engineering Hand-book
 6.信越化学:Silicone Review
 7.パーカーシール社:Seal Compound manual
 8.The Los Angeles Rubbor Group Inc:The General Chemical Resistance of Various Elastomers
 9.株式会社バルカー:試験データ

各種エラストマーの耐性一覧表















   

戻る