(4)設計に際しての注意
(a)耐真空用でバランスタイプを使用する場合は、吸引装置を用意する必要がある。(b)他の配管と接続する場合には、シール面に専用のバルフロンジャケットガスケットを使用すること。
(c)使用条件を明確(特に温度、圧力、流体)に把握する。
(d)適用法規の有無の確認をする。
特に適用法規がある場合は、明確に記載する。
(e)標準の鋼管はJISG3452(SGP)、継手類はJISB3452(SGP相当)、フランジはJISB2220(SS400)の10kgf/cm2である。
ANSIクラス150フランジも取り付け可能である。
(f)バルフロンは常温で、1017Ω・cm以上の固有抵抗を有し、このため固有抵抗が1012Ω・cmより大きい流体が通過すると管壁との接触、離散のくり返しから、それぞれ反対電荷の静電気が生じるので、このような危険のある流体での使用に際しては、別途問い合わせのこと。