ライニング鋼管

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直 管
バルカーNo.7042-P
90°エルボ
バルカーNo.7042-90L
45°エルボ
バルカーNo.7042-45L
同径ティー
バルカーNo.7042-ST
径違いティー
バルカーNo.7042-RT
レデューサ
バルカーNo.7042-CR/ER
同径クロス
バルカーNo.7042-C
枝付管
バルカーNo.7042-GP
径違いスペーサ
バルカーNo.7042-RS
同径スペーサ
バルカーNo.7042-S
ブラインドフランジ
バルカーNo.7042-BF
サイトグラス
バルカーNo.7042-SG

用 途

腐食性の強い酸、アルカリを使用するラインに使用します。

<塩酸を取り扱う例>

・副生塩酸の回収ライン
・生成物に未反応塩化水素を含むライン
・塩酸を触媒か、助触媒に用いるライン
・湿った塩素か、クロロヒドリンの存在するライン
・塩素を吹き込み、塩酸塩としてから次工程に移るライン
・金属塩化物の加水分解で塩酸の生じるライン


<硫酸を取り扱う例>

・硫酸を濃縮するライン
・硫酸を触媒にするライン


<酸とアルカリの両方を取り扱うライン>

・硫酸と苛性ソーダーが交互に流れるライン


<ふっ素を取り扱う例>

・高温のフッ化水素を含むライン


<産業分野別>

・半導体用薬液のライン(汚染を嫌う場所)
・食品、飲料水などのライン
・衣料品の製造ライン



■ 適用範囲

lining_pipe_wide_application

■ 構成材料

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■ 製品特長

バルフロン® ライニング鋼管のライニング主要材はPTFE樹脂材料であり、弊社ではPTFE樹脂の特性を生かし高密度化対応を図り、ガス・薬液の透過・浸透量を減少させています。(高密度化PTFE材)
一部バルフロン® ライニング鋼管継手品にPFA樹脂材料を使用していますが、PFA樹脂の場合はライニング材の肉厚を厚く設定しております。
バルカーはライニング製品の使命であります“内流体から鋼管材料を守る”を最大限にするべく製品づくりに取り組んでいます。

■ 製品ラインナップ選定基準

形式 用途区分 適用範囲
標準品 正圧領域 バルカー標準ライナー
透過対策品 耐浸透領域 耐透過ライナー
負圧対応品 負圧領域 負圧対策ライナー
特別仕様対策品 特殊領域 ・低温(40℃以下)
・高圧(0.8MPa以上)
・高浸透薬液(塩酸、フッ素、臭素、有機溶剤、添加剤を含む混合薬液等)の3つの条件が重なった場合、事前にご相談下さい。

■ 製品寸法

■ ライニング鋼管用ガスケット

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■ 完成品検査基準

当社は、次の検査を実施している。

(a)外観検査(全数検査)
使用上有害なキズ、クラック、凹み、異物等の欠陥がないことを目視にて全面確認する。

(b)寸法検査(抜き取り検査)
鋼製巻尺、直尺、ノギス等を使用して社内基準を満たしていることを確認する。

検査項目
フレア 径
フレア 厚さ
全 長(直管のみ全数検査)
フレア 偏肉

(c)ピンホールテスト(全数検査)
原則として耐圧試験後に、ピンホールテスタを使用して印加電圧DC20kVをライニング面に走査してピンホールがないことを確認する。

(d)耐圧試験(直管・スペーサを除く全数検査 ただし、押し込み製法のエルボ類は抜き取り検査)
水圧ポンプを使用し規定圧力で規定時間保持して、シール面およびベントホールからの漏れがないことを確認する。
規定圧力:0.98MPa{10kgf/cm2G}
規定時間:5分間保持

(e)絶縁抵抗試験(直管・スペーサを除く全数検査ただし、押し込み製法のエルボ類は抜き取り検査)
耐圧と同時に実施する。金物と内部水間との絶縁抵抗値が1000MΩ以上であることをメガテスタを使用して確認する。
印加電圧:DC500kV

■ 配管工事・メンテナンス要領

工事要領
(イ)配管工事直前までは、フレア面を保護している保護板は取り外さないようにする。
(ロ)配管時には、必ずバルフロンフレア面を清掃する。
(ハ)フランジの片締めは絶対に避ける。
(ニ)ボルトの締め付け方は、まずナットを指で締め、ついで十文字に位置するボルトを順次ある程度まで締め付け、続いて所要締め付けトルク値まで締め付ける。
(ホ)締め付けトルクは、締め付け面圧9.8~19.6MPa{100~200kgf/cm2}で管理する。
(ト)バルフロンライニング管の外表面からは、絶対にアース(他の溶接作業中にしばしば行われる溶接棒の誘発火)をしない。
(チ)常温の場合で24~30時間後、または一回の熱負荷サイクル後、全てのボルトを必ず再チェックし、万一トルク不足が発見されたら増し締めする。
(リ)ベローズ取り付け時には、必ず取り付け長さに面間を調整、取り付け後はリミットボルトのナットを所定最小面間まで戻し固定する。
(ヌ)配管組立後に塗装する場合は、ベントホールを塞がないよう注意する。
(ル)ボルトには、必ずスプリングワッシャを併用する。
(オ)フランジシール面接合部に、必ずバルフロンジャケットガスケット(No7030-N、No7035-N)を使用する。また、点検後、ジャケットガスケットを取り外した場合は、新規ジャケットガスケットを使用する。
メンテナンス要領
(イ)点 検
・フランジシール面に内容液のにじみ、漏れがないことを確認する。
・製品の金物に加工されたベントホール(Φ3)より内容液の漏れがないか確認する。
・ボルトの締め付けトルクチェックをする。万一、ボルトがゆるんだりトルクダウンが発見されたら、上記(ホ)の要領で増し締めをする。
(ロ)異常時の対応
・シール面より内容液の漏れが発見されたら、ボルトの増し締めをする。
・ベントホールより内容液の漏れが発見されたら、バルフロンライナに異常があり早急の対応が必要なため、別途相談のこと。

■ FAQ

Q. 配管組み付け後、シール部より漏洩がみられるのですが

A. ①ボルト締め付けは所定のトルク値で締め付けているか確認願います。緩んでいる場合は増し締めを行ってください。
  ②片締めはされていないか確認願います。

■ バルカーハンドブック技術編

■ バルカーハンドブック寸法編


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